女の子の名前辞書

植物がモチーフの女の子の名前

草や木などの植物をイメージとした女の子の名前です。
植物に由来する名前は、自然や優しさを感じさせるのが特徴です。
たとえば、かえでもみじは季節の美しさを、すずなよもぎは日本らしさや素朴さを連想させます。
また、成長・癒し・生命力などの前向きな意味が込められやすく、明るく優しい印象を持つ名前として人気があります。

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読み 名前 補足
あけび通草山の実
あずさ楽器の木
あすは明日葉あしたば
かえで紅葉する木
かや硬い実
ききょう桔梗秋の花
くるみ胡桃木の実
けいじゅ桂樹香る木
しのぶシダ植物
すずしろ清白大根
すずな春の七草
なずな春の七草
なな菜々菜の葉
もみじ紅葉秋の紅葉葉
ゆずりは譲葉世代継ぐ木
よつば四葉幸運の葉
よもぎ薬草
わかな若菜春の草

植物イメージの名前とその由来について

  • かえで(楓)
    秋に色づく楓の葉は、日本の四季の美しさを象徴します。「かえで」という名前は、やさしさや季節感のある響きです。
  • もみじ(紅葉)
    「もみじ」は紅く染まる葉の様子を表す言葉で、昔から親しまれてきました。自然美や落ち着いた印象をもつ名前です。
  • よもぎ(蓬)
    薬草や食材としてなじみ深いよもぎは、丈夫で香り高い植物。健康や守りの意味を込めて選ばれることもあります。
  • すずな(菘)
    春の七草の一つ「すずな」はカブのこと。春の息吹やすこやかな成長への願いが込められた、やわらかい響きの名前です。
  • ゆずりは(譲葉)
    新しい葉が出てから古い葉が落ちるゆずりはは、「代を譲る木」とも呼ばれます。親から子への想いを感じさせます。

植物イメージの名前をつける際の注意点

  • 響きや発音のしやすさ
    「すずかけ」「けいじゅ」のように少し長めの名前は、呼びにくさを感じる場合もあります。口に出して響きを確認するといいです。
  • 意味やイメージの伝わり方
    「あけび」や「かや」などは、植物としての意味を知らない人にはピンとこないこともあります。意味が伝わるか意識しておきましょう。
  • 読みやすさ・表記のバランス
    「すずしろ(清白)」「あすは(明日葉)」のように、漢字が珍しい名前は、読み方を間違えられやすいことも。ひらがなでの名付けや、わかりやすい漢字を使うのも一つの手です。
  • 季節や意味のミスマッチ
    「なずな」「わかな」などは春をイメージする名前です。秋生まれのお子さんに使うと少し違和感を持たれることもあるため注意です。
  • 重すぎる・硬すぎる印象に注意
    「ゆずりは(譲葉)」は深い意味があり素敵ですが、漢字の印象が強くなりすぎることもあります。全体のバランスややわらかさも大切です。